心理テクニック

人の哀しみを利用する8つの心理テクニック

ナツキ
ナツキ
いらっしゃいませ!!

大事な人や親しい人が落ち込んでいるとき、相談にのって励ましてあげたいと多くの人が思います。

Contents
  1. 落ち込んでいる人を「吹っ切れる」にはまず「聞く」!
    1. 心理カウンセラーが取り入れる「傾聴」とは?
    2. 「聞く」ことが相手に悩みを整理し自信を引き起こす
    3. 励ましはストレスやプレッシャーになりかねない
  2. 「気になる娘の彼氏」になりたいなら良き相談相手になろう!
    1. 悩みを聞いているだけで好感度がグングン高くなる
    2. ゆったりと落ち着きのある飲食店で、斜め向かいに座って話を聞く!
  3. 失敗してもポジティブに、「自虚」で爽快!
    1. 人と親しくなりたいときは、自分からアピールし開示する
    2. 自分の失敗を笑える人にはゆとりが感じられる
  4. 実際世界で使うなら「壁ドン」ではなく「頭ポンポン」
    1. リアルにおける「壁ドン」は思いのほか不評
    2. 「頭ポンポン」が効果テキめん!
    3. ある程度の親しさは必要
  5. 同情や憐みを誘って自分の願いを押し通す
    1. 弔い選挙の勝率は8割越え
    2. 弱点をさらけ出せば誠意を引き出せる
    3. 同情を誘って連絡先をゲット!
  6. 失恋を慰める男女別アピール術とは?
    1. 男女で異なる失恋からの立ち直り方
    2. 「男の方が未練がましい」はホント?
  7. 「哀れみ」「悲しみ」「孤独」で母性本能をくすぐる
    1. 「この人の支えになりたい」と思わせるには
    2. ポツリとこぼす愚痴や弱音が効果的
    3. 母性本能をくすぐるのに年齢は無関係
  8. 「女の涙」は慌てず落ち着く
    1. 女性が泣く頻度は男性の2倍〜10倍!?
    2. 涙が理性と冷静さを取り戻す
    3. 涙は目的を得るための方法でしかない

落ち込んでいる人を「吹っ切れる」にはまず「聞く」!

心理カウンセラーが取り入れる「傾聴」とは?

話を聞きながら必要な解決策を提示し、考えが偏っていたらそれとなく論し、自分の経験からくるアドバイスを話す、という場合もあるでしょう。

けれども、こういった行動のすべてが相談者にとって必要ではない、言ったら驚かれるでしょうか。

悩んでいる人、落ち込んでいる人が本当に必要としているのは、ただ自分の気持ちに寄り添って話を聞いてくれる存在なのです。

人の悩みに寄り添う専門家である心理カウンセラーが用いるコミュニケーション法のひとつに「傾聴」というものがあります。

傾聴は、相談者が抱えている悩みの分析や、解決のためのアプローチを一切行いません。

相手の話を注意深く聞き、口を挟まず、理解し、共感します。落ち込んでいる人、悩んでいる人の多くは、自分が直面している問題について、とりあえず聞いてほしいというのが本音なのです。

「聞く」ことが相手に悩みを整理し自信を引き起こす

「聞く」という行為はシンプルですが、悩みを抱えている人にとっては大きな収穫をもたらします。

たとえば、自分の心の中にあるモヤモヤを吐き出しているうちに、なんだか楽になった、という経験。

「浄化」とも呼ばれる現象で、悩みを口に出し、聞いてもらうことで気分がスッキリします。また、自分の状況を説明するうちに問題点が整理でき、急に見通しが開ける事もあるでしょう。

さらには、誰もが持っている「自分は価値のある人間だ」という「自尊感情」が「話を聞いてくれる人がいる」という事実によって満たされます。

励ましはストレスやプレッシャーになりかねない

悩んでいる人の力になりたいと思うがあまり、励ましの言葉をかける人もいます。

「頑張ってね」「なんとかなるよ」…。普段なら「ありがとう」と前に進む力にできる言葉も、心が弱っているときにはプレッシャーとなり、むしろ追い詰められてしまう場合があることも覚えておきましょう。

悩みを聞く際に必要なのは励ましではなく共感です。

「大変だったね」「そうなんだ」「うん、うん」というあいづちこそが、相手の哀しみをリセットするスイッチとなります。

「気になる娘の彼氏」になりたいなら良き相談相手になろう!

悩みを聞いているだけで好感度がグングン高くなる

恋人同士に付き合うことになったキッカケを尋ねたとき、意外に多いのが、「相談にのってもらってうるうちに、相手を恋愛対象として意識するようになった」というパターンです。

友達、職場仲間、先輩後輩といったそれまでの間柄を飛び越え、恋愛対象として相手を見るようになったのは、顔がタイプだったからでも、オシャレだったからでもありません。

悩みに共感し、良き理解者となってくれたからです。容姿や職業、経済力といったファクターは最初に生まれた「いいかも」という感情を補強する材料でしかありません。

落ち込んだ人や悩みを抱えた人の心に寄り添うためには、ただひたすらに「聞く」こと、共感することが大切だと前項で説明しました。

心にモヤモヤを抱えているネガティブな状態から、少しでもポジティブな方向に気持ちが動くのは「自分に共感してくれる、理解者となってくれる人がいる」という安心感が大きく関係しています。

安心感をもたらしてくれる相談相手に好意を抱くのは当然といえるでしょう。

さらに、気持ちが落ち込んでいるときに誰かから優しくされると、いつもの数倍もありがたく、うれしく感じるものです。

つまり、悩みを聞いて共感してあげるだけで、気になる異性や親密になりたい人との心理的距離感が縮まり、特別な存在に近くことができます。

ゆったりと落ち着きのある飲食店で、斜め向かいに座って話を聞く!

悩みを聞くにあたって気を配りたいのが、相手が安心して話せるような場所選びです。いらぬ邪推を招かぬためにも、お互いの知人と顔を合わせる可能性のあるところは避けるのが賢明。

オススメは、客席がゆったりと設けられ、控えめにBGMが流れる飲食店です。軽い食事や飲み物を一緒にいただけば、リラックスしたムードになり相手も話やすくなります。

また、家族連れや学生の飲み会とは鉢合わせしないようなお店がいいでしょう。そういった店に心当たりがなければ、相手に「どこがいい?」と選択を委ねるのもひとつの手です。

実際にお店に着いたら、座る位置も重要です。対話する際、正面に向き合うポジションは敵対関係に近い者同士が座る位置になります(スティンザーの法則)。

ということは、あなたが相手の正面に陣取ってしまうと、緊張感が高まり互いにリラックスできないのです。

向かい合って座る場合は、相手の正面ではなく、少し斜めにずれた位置になるよう意識しましょう。

隣に座るのであれば、あなたは相手の右側に座るようにします。人間は、右耳から入ってきた声や音を優先して処理する傾向があることが実験で証明されています。

左耳よりも右耳に向かって、声を出してあいづちを打ち、共感を示したほうが相手の心にしっかりと響くのです。

失敗してもポジティブに、「自虚」で爽快!

人と親しくなりたいときは、自分からアピールし開示する

情けない失敗やケアレミス、ちょっとした理不尽な出来事を体験すると、テンションは簡単に下がってしまいます。

クヨクヨと自分のなかに溜め込んで落ち込んでいるならば「自虐ネタ」として、人と仲良くなるツールにすることをオススメします。

対人関係は、自分の人となりや思い、背景などを言葉で伝える「自己開示」によって発展します。

初対面の相手に名前や職業、年齢などの自己紹介をするのは、自己開示の第一歩。自己開示された相手は、「私は…」「じつは私も…」と、自己開示を返します(自己開示の返報性)。

やがて親しくなればなるほど、深い内容を自己開示するようになっていき、その繰り返しで人と人とは仲良くなっていくのです。

そのため自己開示が苦手な人は、他人とのコミュニケーションもうまくいきません。なかなか人と打ち解けられないと悩んでいる人は、自己開示を心がけると良いです。

自分の失敗を笑える人にはゆとりが感じられる

知り合って間もない相手に「じつは私、不倫しているの」といった深刻な秘密を打ち明けられたら、誰もがドン引きしてしまいます。

親密度に見合った内容の自己開示でないと、聞いた側の重荷になってしまうからです。

また、自慢めいた自己開示にも問題があります。

たとえば、「高級外車に乗っています」と打ち明けられても、たいていの人は「私は普通の国産車です、羨ましいです」「僕なんかマイカーがありませんよ」など、劣等感を抱きながら自己開示に応じる羽目になるからです。

自己開示はイーブンな情報交換であるからこそ、うまく働くともいえます。

その点、ちょっとした失敗談などは、「それは大変だったねぇ」と共感を誘いやすく、「じつはそれで思い出したんだけどさぁ…」と相手も似たような話を開示することで、その場が盛り上がりやすくなります。

自慢ばかりしている人は、ちょっと鼻につくものです。しかし自分の失敗談を笑い話に変えて話す人には、余裕が感じられます。

「自分が笑われても平気」というスタンスは、人間的な大きさがあるからこそ。落ち込むことがあったら、人と仲良くなれる鉄板ネタとして有効活用しましょう!

実際世界で使うなら「壁ドン」ではなく「頭ポンポン」

リアルにおける「壁ドン」は思いのほか不評

少女マンガのシチュエーションから飛び出し、流行語ともなった「壁ドン」。女性を口説く際、壁際に追い詰めて逃げ場をなくし、手を壁に「ドン」とついて耳元で愛をささやく、というものです。

強引で自信に満ちあふれた男性の愛情表現がたまらない!と、多くの女性の指示を得ました。

壁ドンの流行以降、女性の顎をクィッと持ち上げ自分の方を向かせる「顎クイ」、男性が女性の肩にもたれかかり弱音を吐く「肩ズン」、壁ドンよりさらに刺激的な「床ドン」など、さまざまな恋愛における萌えシチュエーションが登場し、注目を集めています。

しかし、壁ドンや顎クイに憧れている女性が、現実世界においても同じようなシチュエーションを求めているかというと、それはまた別の話です。

ある調査会社がいったアンケートによると、「壁ドンされると胸がときめく?」という質問に「はい」と答えた20〜30代の女性は、約19%。

多くの女性は「いいえ」と答え、その具体的な理由としては「威圧的で怖い」「流行しているからと壁ドンされてもセクハラでしかない」といった、挙げられました。

「頭ポンポン」が効果テキめん!

壁ドンにしろ顎クイにしろ、マンガやアニメにおける恋愛描写は現実社会では通用しにくいようですが、じつはひとつだけ「使える」テクニックがあります。

それは、落ち込んでいたり、頑張っていたりする女性の頭に軽く手をのせ、ポンポンとなでる「頭ポンポン」。

「自分を思いやってくれている気がしてうれしくなる」と感じている人が多いようです。

頭をなでられて「怒られた」と思う人はまずいません。ほとんどの人は「ほめられた」「励まされた」と感じ、うれしく思うはずです。

もしくは、ちょっとシャイな方は照れくさく感じるでしょうか。いずれにせよ、ネガティブな感情は湧きおこりにくいといえます。

これは私たち日本人が「頭をなでられる=ほめられている」という認識のもとで生活してきたことに起因しています。

小さな頃から繰り返してきた経験によって、頭をなでられると無条件に「うれしい」という気持ちが呼び覚されるのです。

頭をなでる「動作」とうれしい「気持ち」を結び付けているのは、ほめられている、という事実。心理学では、この「動作」と「気持ち」がセットになるのは、「連合の原理」として知られています。

ある程度の親しさは必要

とはいえ、頭をポンポンとなでる行為は身体的接触が生じるため、初対面の女性に対して用いるのはやめておいたほうがいいでしょう。

友人や同僚、職場仲間など、普段から冗談を言い合える程度の親しさがあってこその「頭ポンポン」です。女性に哀しみを抱え精神的に弱っているときこそ、その効果を発揮します。

同情や憐みを誘って自分の願いを押し通す

弔い選挙の勝率は8割越え

道半ばにして亡くなった政治家の夫に代わり、妻が選挙に立候補。街頭縁説で「夫の遺志を継ぎます!」私に勝たせてください!」と頭を下げる。

運動会の徒競走、よーい、ドン!で一斉にスタートした直後、ひとり転んで取り残されてしまった児童があきらめずに立ち上がり、懸命に走る。

どちらの状況も、思わず「頑張れ!」と応援したくなるものです。事実、弔い合戦となった選挙では、故人の遺志を受け継いだ立候補者の勝率は8割を超えるというデータもあります。

また、運動会でも、転んで再会位となった児童がもっとも大きな声援を集めるものです。

これは、「アンダードッグ効果」と呼ばれるもので、不利な状況にある人には手を差し伸べたくなる、という人間心理のあらわれです。

弱点をさらけ出せば誠意を引き出せる

「あなたにしか頼めない」「君だからこそお願いしたい」と、人を喜ばせて要求を通すテクニックはすでに紹介しました。

ここで取り上げるアンダードッグ効果は、哀しみを武器にする依頼テクニックとして効果を発揮します。

手に負えないような仕事や問題を片付けなくてはならないとき、誰かに手助けしてもらいたいときに、自分の弱さや窮状をさらけ出すことで、相手からの同情や善意を引き出すのです。

コツは相手が引かない程度の内容で弱点をひたむきにアピールすること。

「もう3日連続で終電帰りなんです。どうしても今日は早く帰りたいので、報告書、手伝ってもらっていいですか?」

「あと1回、レポートの提出期限が遅れたら単位はあげないって先生から言われているのに、まだ全然書けていないんだ。明日のバイト、代わってもらえないかな?」といった具合です。

人は誰かを助けると「自分は必要とされ、尊敬されるべき人間だ」という自尊感情が高まります。

無事に引き受けてもらったら、今後の関係にしこりを残さないためにも、「ありがとうございます!〇〇さんがいてくれて救われました!」のように伝えてください。

同情を誘って連絡先をゲット!

アンダードッグ効果は、恋愛においても有効です。

合コンなどの出会いの場なら、「俺、前の彼女にフラれてから、恋愛に自信が持てないんだよね」など、憐みや同情を誘うような内容をあくまでもサラリと伝えてみましょう。

意中の相手が「そんなことないよ、大丈夫だよ」と答えたらすかさず、「じゃあ、リハビリに付き合うとでも思って連絡先を教えてよ」とお願いするのです。

相手の同情を見事に買っていたら、難なく連絡先を交換できるはず。アンダードッグは「負け犬」を意味しますが、実質的に「勝ち」を目指しましょう。

失恋を慰める男女別アピール術とは?

男女で異なる失恋からの立ち直り方

「あいつ、失恋して落ち込んでるから、みんなで慰めてあげようよ」友達が集まって失恋を慰めてくれる。友情のありがたさを感じる瞬間です。

最近では「失恋パーティー」なる言葉もあります。

ところで、みんなで集まって元気づけようとしている友達は男性でしょうか、女性でしょうか。じつは、効果的な失恋解消法は男女によって違いがあるようです。

一般的に男性はヤケ酒やドライブ、趣味に没頭するなど、落ち込んでいる気持ちを一瞬でも忘れるかのような行動を好みます。「今の自分ならば別れられてもしかたない」という自己否定をともなうのも特徴的です。

一方、女性はとにかく哀しみのどん底にどっぷりと浸かります。思い出の曲をエンドレスで聴いたり、悲恋をテーマにしたドラマや映画を鑑賞して涙を流したり。

また、「最後にひと言、相手に謝りたい」といった罪悪感に近い気持ちを抱くのも女性に多いとされています。

そのため、男性ならば一緒に騒ぐ、笑う、体を動かすといったアプローチ、女性ならば思いっ切り泣けるようなアプローチで慰めたほうが、当事者も満足できるといえるでしょう。

また、失恋から立ち直るには新しい恋が一番と、恋人候補になるような人物を紹介するケースもあります。

しかし恋愛関係の解消は、

①内的取組段階(不満やストレスをひとりで抱え込む)

②関係的段階(不満や意見をパートナーにぶつけ、問題の修復を図る)

③社会的段階(修復不能であれば別れを決め、周囲に公表する)

④思い出の埋葬段階(思い出を振り返り、葬ることで完全に関係を清算する)

という段階を踏んで行われます。

つまり、④の「思い出の埋葬段階」がまだ完了していなければ、次なる恋へと進むのはなかなか難しいのです。

周囲が気をきかせても「やっぱりまだ前の恋人を忘れられない…」と場をしらけさせてしまう可能性があることは覚えておきましょう。

「男の方が未練がましい」はホント?

一般論では、女性より男性のほうがかつての恋人に対して未練がましいといわれています。

しかし心理学においては明確な違いはありません。むしろ、どちらが別れを切り出したかで、失恋後の反応は大きく変わってきます。

別れを告げる側は、すでに心のなかで別離の覚悟が出来ているため、未練が残りにくいのです。

「哀れみ」「悲しみ」「孤独」で母性本能をくすぐる

「この人の支えになりたい」と思わせるには

女性を落とすテクニックのひとつに「母性本能をくすぐる」というものがあります。

学説によってさまざまな定義がありますが、母性本能は恋愛感情と結び付く場合もある女性特有の感情であるといわれています。

「自分が守ってあげなくては」と母親が我が子を思うように、ある種のスイッチが押されると、他人の男性に対しても「この人の支えになってあげたい」と深い愛情を抱くようになるのです。

では、そのスイッチとはなんなのでしょう。

それはずばり「哀愁」です母性本能をくすぐるためには、とにかく甘えていればいいと勘違いしている方もいますが、女性はなかなか手厳しいもの。

甘えてばかりでは、なにからなにまで出来ないダメ男という印象しか与えられません。

大切なのは、普段の姿と「弱っている」「哀しんでいる」姿とのギャップです。元気なはずのの子犬が雨に打たれて震えていたら、誰もが抱きしめてあげたくなるのと同じです。

そのため、初対面やあまり親しくない女性の母性本能をくすぐることは難しいといえます。付き合いが短く、あなたの普段の姿を知らないからです。

母性本能をくすぐりたいなら、ある程度面識があり、いつものあなたの様子を知っている人にターゲットを絞りましょう。

見方を変えれば、長年の友人や職場仲間に意中の女性がいるなら、ぜひとも使うべきテクニックなのです。

ポツリとこぼす愚痴や弱音が効果的

仕事で失敗してしまっとき、悔しい思いをしたとき、ポツリと漏らす弱音や愚痴に多くの女性は母性本能をくすぐられます。普段、仕事に対して努力してきた姿を見ていれば、なおのことです。

「今回はうまく契約できると思ったんだけど、ダメだったよ。やっぱりくやしいなぁ…」といったように、愚痴をこぼすとしても、あくまでも弱々しく哀しげに、というのも大切です。

また、愚痴や弱音といった言葉だけでなく、いつもより疲れた様子や無防備な姿にも母性本能をくすぐられます。

ネクタイがちょっとゆるんだスーツ姿に母性本能をくすぐられる女性が多い、という調査結果もあるほどです。

残業中やくだけた飲みの席では、ネクタイをゆるめて過ごすのもいいでしょう。

母性本能をくすぐるのに年齢は無関係

母性本能をくすぐる、というというと若い男性が有利なように思われがちですが、最近では50代以上の男性を好む「枯れ専女子」も増えています。

彼女たちは、年上男性の落ち着きと哀愁漂う背中を見ると「抱きしめてあげたい!」と母性本能をくすぐられるのだとか。

年齢にかかわらず女性をキュンとさせるためには、哀愁と愚痴は使いよう、なのです。

女性が母性本能をくすぐられる瞬間

●いつもは元気なのに仕事でミスして落ち込んでいる

●ピシッとしたスーツなのにネクタイをゆるめた

●クールなのに甘い物を食べてうれしそう

●宴席を盛り上げた後、ほっとため息をついていた

etc…

「女の涙」は慌てず落ち着く

女性が泣く頻度は男性の2倍〜10倍!?

部下や後輩、職場仲間に女性がいる場合、時として「女の涙」に困らせられるものです。注意や要望を冷静に伝えたつもりなのに、うつむいていたかと思えば、目がうるみ、頬をつたう一筋の涙。

慌ててフォローの言葉を入れてもさらに泣くばかり、まるでこちらが悪いことをしているような気分になる場合もあります。

もしくは「泣けば許されると思っているのか」と、内心苦々しく思っている方もいるでしょう。

そもそも、女性はどうして職場で涙を見せるのでしょうか。アメリカの心理学者の研究データによると、女性は1年に30〜64回、男性は6〜17回泣くとされています。

女性は男性よりも感情的になりやすいため、男性ならば「ここで泣くのはマズイ」とストップががかかる職場でも泣けてしまうのです。

また、男性が涙を流す場合、哀しい、悔しい、怒り、喜びなど、涙の原因となった感情がはっきりとしていますが、女性は感情が高まりすぎると「自分でもなぜ泣いているのかわからない」という状況になる場合もあります。

これが職場で涙を流してしまう理由のひとつとも言えるでしょう。

涙が理性と冷静さを取り戻す

対処に困ってしまう「女の涙」ですが、なにも悪い面ばかりではありません。

涙を流すと、体内ではリラックス状態で働く副交感神経が活発になります。つまり、涙を流すことによって、呼吸や心拍数は落ち着きを、脳は冷静さを取り戻せるのです。

そのために相手が泣き出したら慌てず騒がず、見守るほうが賢明です。下手に言葉をかけると感情が刺激され、さらに興奮状態になる可能性もあります。

泣き顔は見ないようにし、黙って相手の涙が止まるのを待ちましょう。落ち着きを取り戻したら、冷静にまたこちらの要望を伝えればいいのです。

涙は目的を得るための方法でしかない

2013年頃から心理学の新しい潮流として人気を高めているアドラー心理学では、「涙を流すことは、他者を従属させるための極度に効果的な武器である」としています。

上司に叱られて泣くのは、自覚、無自覚にかかわらず、「こんなに反省しているのだからもう責めないでくれ」と言外に迫り、彼氏とケンカして泣くのは、「こんなに私はかわいそうなのだからもう許して」と主張しているというのです。

人の心理にはさまざまな側面があるため、この説が正しいとも、正しくないとも一概にはいえません。

ただ、涙は自分の思い通りに物事を運ぶための手段でしかない、という考えを心に溜めておけば、「女の涙」に直面しても、必要以上に慌てずに済むことに間違いはないでしょう。

最後までお読み頂き本当にありがとうございました。

ナツキ
ナツキ
あなたの人生に素敵な勝利が訪れますように

KIYORA Group
メンタリストのための心理学 主任
桃園 ナツキ(ももぞの なつき)