心理テクニック

ピンチをサラッと脱出する心理テクニック10選

ナツキ
ナツキ
いらっしゃいませ!!

職場に自分の味方を増やしておくというのはとても重要です。仕事で困ったときに助けてもらったり、ミスをカバーしてくれたりすることもあるでしょう。

味方は大事にしなければなりません。

ピンチをサラッと脱出する心理テクニック10選

面倒な頼み事は同僚に

味方である人から頼み事をされた場合あなたはどう思うでしょう?”やっかいだな”と思う人がほとんどだと思います。

自分に余裕があればよいのですが、手が回らないときで、しかも大して自分のためにならない場合。

断りたいのは山々ですが、無下に断ってしまったら味方を減らすことになりかねません。ここはひとつ、誰かほかの人に押しつけてしまいましょう。

たとえば、先輩から取引先に提出する資料作成を頼まれたとします。まずはかも探しからです。

人が良くて、仕事はそこそこできる同僚がいいでしょう。いくら人が良くても仕事ができない人に頼んではいけません。

先輩の頼み事です。きちんと仕事ができなければ、先輩をも敵に回すことになるからです。カモを見つけたら、その人にこう愚痴ってみます。

「先輩から資料作成を頼まれたんだけど、今忙しくて困ったよ。でも、先輩からの頼みを断るわけにはいかないだろう」

たぶん相手は「そうだよな」と同情混じりに共感するでしょう。

そこで「でも俺、今できないから、先輩、困るだろうな」「でも誰かがやらなきゃならないことだしな」

と、のらりくらりと話します。相手はその都度、「そうだな」「確かに」といった具合に、あなたを肯定する言葉を返してくれることでしょう。

ここで「じゃあ、断っちまえば?」という人は、ターゲットから外して次のカモを探しましょう。

仕事を押し付けることができる可能性が低いからです。あなたの言葉に何度も応じてくれる人を探してください。

「そうだ」「そうだ」と応じてくれる相手が見つかったら、次のステップです。

「先輩の仕事、結構面白そうで、自分の勉強にもなると思うんだ。だから、やりたい気持ちはあるんだけど、どうしても時間がつくれそうにない」

と、自分はやりたいのに引き受けられない無念さを伝えます

「ここで先輩に恩を売っておけば、この先、かなりメリットがあると思うんだけどな」

と、仕事の評価をちらつかせるのも効果的でしょう。相手がなおも「そうだな」と共感すれば、ここで一気に畳みかけます。」

「じゃあ、お前に任せてもいいか?それならきっと先輩も喜ぶよ。このチャンスを逃すのは惜しいけれど」とかなんとか言って、相手に投げてしまうのです。

これまで何度も「そうだな」と同意の言葉を述べていたうえ、冒頭、あなたの「頼み事は断るわけに断るわけにいかない」という言葉に対して同意しているので、ここにきてなかなか「ノー」とは言いづらくなるのです。

なぜなら、人は自分の行動や態度を一貫させたいという欲求を持っており、何度も同意していると、すべてに肯定的に応じるよう、無意識のうちに心構えができるのです。

これは一種の催眠効果です。つまり、あなたの言葉によって相手は「ノーと言えない状態」なってしまったというわけです。

あとは、先輩に「この仕事に興味を持ってやりたがっていますので、〇〇君に任せます」と伝えればいい。

これで先輩に恩は売れるし、面倒な仕事をしなくて済むのです。

連帯意識で妬みを回避

人より先に昇進でもしようものなら妬まれる原因になります。かといって、その道を譲るわけにもいきません。

昇進して「妬みたければ勝手に妬め」などと思うのは自由ですが、そんな言葉はおくびにも出してはいけません。

 

妬みは負にエネルギーとなってあなたに襲いかかり、やがてあなたに足を引っ張りかねないからです。

しかも、彼らがあなたの部下になるかもしれないのですから、味方につけておいたほうが、なにかと安全です。

そこで、妬まれないよう事前に工作しておきましょう。自分を妬むかもしれないと思う人と、何かを成しえた事実をつくっておくことです。

これにより連帯意識が生まれ、仲間だと認識するようになります。

人はともに苦労した相手には、特別な感情を抱き、ネガティブな感情や言動を押さえようとするものです。

チャンスは昇進発表の前です。上司から事前に昇進話が来たら、さっそく動きましょう。

ともに行う仕事は、さほど難しいものでなくても構いません。ともに成し得たという事実が大事なのであって、成果ではありません。

というより、本当に困難な仕事に取りかかってしまうと負担が大きすぎます。失敗でもして昇進が消えては、元も子もありません。

あなたひとりでもさほど困らない程度の適当な仕事を選ぶべきです。肝心なのは、困難な仕事を一緒にしていると相手に思わせる事。

そのためには、たとえ解決法が見えていたとしても、見通しが立っていても、障害が生じるたびに「この場合はどうしようか?」などと相談を持ちかけ、相手と一緒に仕事をクリアするように仕立てるのです。

その仕事が終わったとき、二人の間には、窮地をともに乗り越えた連帯感が生まれている事でしょう。(いや、それは相手だけでしょうが)

こうして事前に相手の妬みを芽を摘んでおけばいいのです。

話したくないことは共通点を見出して話をそらす

取引先の人と仲良くなるには、共通の話題を見つけることです。これはビジネスでは基本中の基本中ですね。

商談の場や接待で出身地をさりげなく聞いたりりします。同じ都道府県でなくても、同じ地方というだけでも話が弾み、両者の関係は近づきます。

古代ギリシャの哲学者、アリストテレスも、人を説得する方法として「ふるさとの話をしろ」という言葉を残しています。

紀元前4世紀の思想家も語っている暗いですから、その効果の高さがわかるというものです。

しかし共通の話題の使い方は、これだけではありません。ピンチに陥ったときにも有効なのです。

なにか具合の悪い話をされたとき、共通の話題で煙に巻くことができるのです。

たとえば飲み会の席で、なにかの拍子に上司から仕事の進行状況を聞かれたとしましょう。でも、その仕事は相手先と行き違いがあり、いまは関係修復の真っ最中。

上司に知られることなく解決するために奔走中なので、ここで現状を話すわけにもいきません。ここはなんとか話をそらして逃げる必要があります。

そこでアリストテレスの方法です。

まずは、「ええ、そちらは先方の部長とすり合わせをしています」と、仕事の話は適当にぼやかして、「ところで」と上司の故郷の話にでも振ってしまうのです。

そこに土地勘があればラッキーです。共通の話題を膨らまして、上司の気をそらせてしまうのです。

故郷が難しければ、趣味や血液型など、あれこれ質問してみます。そのうちひとつぐらいは共通点が見つかるはずです。

もし上司が話を仕事に戻そうとしたら、少しだけ付き合い、すぐに「ああ、そうそう、そう言えば…」と軌道修正しましょう。

共通の話題で仕事モードに戻れないところまで引き込んでください。

相手の攻撃は「同意」で封じ込める

仕事をしていると、取引先や顧客からのクレームはつきものです。

電話の向こうから、「どうなってるんだ!お宅は!」という一喝で済めばいいですが、しつこいクレームは本当にこたえます。

それでいて相手のほうが勘違いしていたり、どう考えてもこちらに分があると思たりするような場合は、怒りさえ覚えてしまいますね。

しかし、どちらが正しくてどちらが間違っているかを、いかに説明したところで、それは無意味です。

相手の怒りをさらに増幅させることはあっても、おさめることはできません。まさに「火に油を注ぐ」ことにほかならないのです。

このような場面では、相手の主張にまず同意で応じることです。

「なるほど」たしかに」「おっしゃるとおりです。と、相手の言葉を肯定する相槌を打ちましょう。

フリでいいのです。相手を「容認」するこの姿勢が大きな効果を生んでくれます。

クレームを言ってきた相手は、自分の主張が認められたと感じることで、次第に高ぶった感情が落ち着き、態度を軟化させてくるはずです。

敬意を払ってもらえていることがわかればそれまでの敬意も消えていくものです。

これでひとまず成功。相手の子持ちがすっかり落ち着いたら、こちらの言い分を伝えましょう。

それは勘違いであること、申し入れには対応できないことを静かに伝えるのです。

このように相手をまず容認する方法は「応酬話法」と呼ばれ、セールストークの基本マニュアルのひとつにもなっています。

商談の席で、相手と意見が対立したときも使えます。まずは相手の主張をいったん受け入れ、相手にひと通りしゃべらせたら、ゆっくりとこちらの主張へと誘導していくのです。

理論武装して相手を言い負かすだけが、ビジネスではありません。涼しい顔をしながら「ごもっともです」と頷き、うまい着地点まで導くのが、賢いビジネスパーソンです。

ありはしない話で信じさせる方法

正直であることは素晴らしいことですが、バカ正直に事態を話せばいいというものではありません。

たとえば、昨夜友人と飲みすぎてしまい、うっかり寝坊してしまったとしましょう。

どんなに急いでも一時間も遅刻してしまう状況です。上司になんと言い訳して、このピンチを乗り切ればよいでしょうか。

こんなとき、中途半端な嘘は確実にバレて逆効果です。

かといって本当のことを話せば「飲みすぎて遅刻するなど、たるんでるヤツ」と、できないビジネスパーソンのレッテルを貼られてしまいます。

ここはいっそ、あり得ないような話をでっち上げてしまうことです。

たとえばこんなふうに…。

「遅れてすみません。実は乗ったバスのなかでおばあさんが具合が悪くなって…。

僕と同じ駅前でなんとか降りたんですが、まだ具合が悪そうにしているので見かねて声を欠けたたんです。放っておけなくて…。

結局、病院まで付き添って、家族に連絡して…。それから会社に向かったのですが、こんな時間になってしまいました。本当に申し訳ございません。」

神妙な顔つきで遅刻で遅刻の理由を説明するのです。人は嘘をつくならもっともらしい話をでっち上げるだろうという先入観があります。

突拍子もない話を、わざわざつくるはずがない。話に信憑性がなければ誰も信用しないと考えるからです。

そこでそのウラををかくわけです。大ぼら吹きが、まんまと周囲を騙してしまうのも、この人の心理を巧みに利用しているのです。

これを成功させるには、物語の構成力と、それなりの演技力が求められます。いざというよきのために、ひとつかふたつ、壮大な物語を用意しておくのもよいかもしれませんね。

相手を威圧したければ上から見下ろす

対して偉くもないのにいつも見下したような態度をとる人を、あいつは上から目線だ」といったりします。

それだけ人は、ふだんから目線に敏感に反応しているという証です。だから目線の力を侮ってはいけません。

ここでは目線の位置と人の心理の関係を整理しておきましょう。上からの目線は、相手より優位の立場であり、相手を支配する意味を持っています。

自分が優位に立ちたい、リードしたいと考えている心理が表れています。たとえるなら親が子に、教師が生徒に向ける視線です。

逆に下からの目線には受け身の心理状態、リードされたいという気持ちが表れています。この目線の位置は、受け身にも影響を与えます。

上から目線を送られると威圧されている気持ちに、下からの目線を受けると、媚びられているような気持ちになります。

もし、相手より優位に立つ必要があれば、威圧感を与えればいいのですから、上からの視線を送る状況をつくればいいのです。無言のプレッシャーをかけることができます。

たとえば、ライバル関係の同僚と何かの打ち合わせをするとき。会議室で座ってするのではなく、相手が座っているときを狙うのです。

自分は立ったまま、その同僚を見下ろす位置関係で打ち合わせをすれば、会議を優位に進めることができます。

逆に言えば、あなたが座っているときに、同僚が何かを話そうと近づいてきたら、スッと立ち上がって目線を落とされない位置関係に変えることです。

目線が同じになるので優位に立てるわけではありませんが、不利になる状況は防ぐことができます。

万一、話の内容がたわいないことことであれば、そのまま座ればいいだけのこと。予防線を張っておくに越したことはありません。

話を終わらせたいときは相手の正面に立つ

会社のローカを出たところで、出入りしている取引先の人と出くわしました。

時間があるなら、ビジネスチャンスとととらえて次の受注につながる話のひとつやふたつもしたいところですが、残念ながらアポイントがある打ち合わせへと向かわなければならず、時間に追われています。

ところがこの取引先の相手は無類の話好きときています。商談が終わったあとも世間話を延々と聞かされ、閉口することもしばしば。

こちらからばっさり話を打ち切ってしまっては、相手の機嫌を損ねないか気がかりです。

さて、このピンチ、どう乗り切ればいいでしょう。会話を打ち切るには、立ち位置がポイントです。相手の正面に立ちましょう。

真正面に。そして不自然ではない過程にまで近づき、意識して視線を合わせるよにします。

もちろんこちらは、「あなたの話を一生懸命に聞いてますよ」アピールのために、熱心な表情で頷いたり返事をしたりします。

人は面と向かって見つめられると、相手に気後れしてしまいます。目と目が正面から合うことで相手は居心地の悪さを感じます。

親しい家族や恋人ならともかく、ビジネス関係の人に近い距離で真っ正面に立たれると、落ちつかず、リラックスして会話ができなくなるのです。

この微妙な居心地の悪さは、いくら話好きな人でも感じます。そして、自分から話を切り上げたくなるというわけです。

相手の真正面に立つのは失礼な気もしますが、そのぶん真面目に話ているフリを装えばいいのです。

逆に、この相手とはじっくり話たいと思うなら、横か斜めあたりに立ちましょう。これなら視線がぶつかることはありませんので、互いにリラックスして話ができます。

しかも両者が同じ景色を見ることになりますから、連帯感も生まれやすいのです。

少数意見を通すときは反対を貫く

会社の方針は多数派の意見で決まるものだと思っている人がいますが、それは違います。多数派ならかならず勝つとは限りません。

たしかに「数は力」というのも大事ですが、多数派工作に失敗し、自分が少数派になることも十分あり得るでしょう。

このような不利な状況に追い込まれたときに、数に負けない方法があるのです。

たとえば、あなたが推す相手先A社と、ライバルの同僚が懇意にしている取引先B社が、コンペで競っていたとします。

あなたとしてはA社の企画のほうが良いと確信しているのですが、ライバルの根回しがあったのでしょうか。

B社のほうが多数派を占めているのが現状です。でもここで諦めてはいけません。どうしてもA社の企画を通そうと思うなら、とにかく一貫してB社の企画を否定することです。

反対意見があなたひとりだとしてもです。孤軍奮闘して、ひたすらB社の案を否定してA社の案を支持するのです。

少数派の声は、かならずしもかき消されるものではありません。一貫した主張は、人の耳に残りやすく際立つ存在だからです。

そのうちに、どこがどう悪いのか、どこがどう良いのかをもう一度見直し、判断してみようという空気をつくれます。

それを証明するこんな実験があります。被験者を4〜5人のグループに分け、グループごとに図形を次々に示して特徴を答えさせるという実験です。

図形は大きさ、色、形などがそれぞれ違っており、どの特徴を答えてもいいのですが、ひとつのグループにだけひとりサクラを入れ、一貫して色だけを答えさせるようにしたのです。

するとどうなったか。サクラがいるグループだけ、色を答える頻度が高くなったのです。これは、ひとりの一貫した主張が、周囲に影響を与えているという結果です。

このように一貫して主張することで多数派に影響を与えることを「マイノリティ・インフルエンス」(少数者の影響)」といいます。

ただ、一貫して反対意見を主張するには、周囲を納得させるだけの理由が必要です。ライバルを蹴落とすためだけの反対では、周囲を納得させることはできません。

説得するのに十分な材料(たとえば新しい視点、誰も気づかなかった情報など)を準備しておきましょう。

上司がライバルを気に入っていて、できるだけライバルの案を通してあげたいと思っていたとしても、誤った判断をして自分の首を絞めるのは上司自身が困るのです。

一貫して反対する人がいれば、その意見が妥当かどうかを考え、反対する意見が正しいと思えば、方向転換する余地はあるはずです。

こうして形勢に少しでも変化が起きれば、一気に逆転することも可能なのです。

大勢で反抗されたら対抗心を煽る

スポーツの国際試合では、多くの人が自国のチームを応援します。これを愛国心と言えばそれまでですが、その裏には、自分の周囲をカテゴリー化して考える人間の心理があります。

自分と同じグループに属するかどうかで、その人に対する気持ちや態度が変わるのです。つまり、自分と同じ国というカテゴリーだけで、応援しようと思うわけです。

この心理を知っておけば、いざというとき、自分を救ってくれるかもしれません。それは「自分対グループ」という力関係が生まれたときです。

具体例で見て見ましょう。

あなたは10人の部下を持つ管理職。部下同士は仲が良く、チームワークは良好です。

ところがどうも最近、自分への不穏な空気を感じるように…。反抗的な言動が目立ったり上司のあらを指摘したりしてきます。

このままにしておくのは危険です。上司対部下の構図ができてしまうと、部下が団結して上司への攻撃を始めるからです。

仕事に支障が出るばかりか、下手をすると自分の管理能力さえ問われる事態になりかねません。

問題が大きくなる前に、手網の引き方を変える必要がありそうです。そこで狙うのは、部下たちが持っている団結をいったん砕いてしまうこと。

もっとも簡単な方法は、メンバーをいくつかのグループに分けることです。そしてグループ単位で仕事に当たらせます。

こうすることで、部下全体の連帯感が分散されるのです。できればグループ対抗で成果を競わせましょう。

互いをライバルチームだと感じるように仕掛け、別々のカテゴリーという意識を強くさせるのです。

なお仕事上、グループ分けするのが難しいのなら、デスクの配置を二つの山に分てしまう方法もあります。

デスクを二分して、その間を通路やパーティションなどで分断するのです。これだけでも部下全体の連帯感はある程度分散できます。

人は同じグループに属するかどうかで、無意識のうちに線引きをし、態度を変えてしまうのです。

同じグループの人には好意的な態度を取りますが、ほかのグループの人に対しては、見る目が厳しくなります。

つまり、身内に甘く、他人に厳しい。これが人の性なのです。

昨年まで同じ課で働いていた同僚たちと、当時は仲良く、頻繁に飲みに行ったりしていたのに、異動で部署が変わった途端、疎遠になったという経験はあるでしょう。

また同級生、学生時代のアルバイト仲間など、時間と場所を共有していたときは、あんなに仲が良かったのに、いつしか音信不通になってしまうのも、グループ意識が薄くなってしまったからなのです。

上司ともなれば、部下をコントロールする術くらいは持ち合わせておきましょう。チームとしてのまとまりは必要ですから、結束のさじ加減が重要です。

分散したら再び結束を促し、もし、上司対部下の構図が見えてきたら分散させる。

あなたの立場が危うくならないよう、目を光らせておかなければなりません。部下を信頼しつつも、謀反を起こさないように。

上司へのミスの報告は電話で!説教をさせない

仕事でミスをしたときは憂鬱なものです。しかも、自分の出世にも響きかねない失態の場合、できるだけ隠したいと思うのが本音でしょう。

無論、仕事のミスはミスは内緒では済まされません。いずれ上司にも知られてしまいます。隠すことが無理なら、早く報告して対処法を考えたほうが得策です。

でも、同じ報告をするにしても、できるだけ説教は避けたいものです。

特に説教が長い上司の場合、それを聞いているだけでうんざりしてしまうもの。ただでさえミスで落ち込んでいるのですから。

そこでできるだけ説教を短くする方法を考えましょう。それはミスを、まず電話で報告するのです。

たとえば取引先で問題がわかった場合、すぐに上司に電話です。

どう報告しようかと考えあぐね、まずは対策を…などと、報告までの時間を引き延ばしてはいけません。その間に取引先から会社に電話でも入ったら、目もあてられません。

「謝罪するのに電話は失礼になる。直接会って説明するほうがいい」そんな声が聞こえてきそうです。たしかに取引先や顧客の場合は、出向く必要があるでしょうが、この場合、相手は上司です。

面と向かって延々続く説教も、電話なら長々と説教するわけにいきません。自ずと説教の時間は短くなります。

あなたが社に戻ったとたん、説教が始まるのではないかと思えますが、そうとも限りません。事前に報告を受けているので、すでに知っている話です。

また、あなたが社に戻る間に、少しのタイムラグがあることで上司の怒りも収まっている可能性が高いのです。つまり予防線になるのです。

さらに顔が見えないことも重要です。電話なら顔は見えませんから、説教を聞く顔が不満げになっていても、上司にはわかりません。

上司の表情を気にする必要はありませんから、こちらも冷静でいられることでしょう。

ただし、声だけは反省しているように。元気のよい声は良くありません。

電話口で上司は大声で怒鳴るかもしれませんが、そんなときは受話器を耳から遠ざけてやり過ごせばいいのです。

社に戻ったら、すぐに上司の元へ行き、さっそく対応策の検討です。

謝罪をしたら、即座に対応策に目を向けさせるよう、これだけの対応策を考えていますというアピールをしてください。

説教をぶり返さないために。

上司とて、本当に重要なのはあなたへの説教ではなく、ミスを取り返して挽回するにはどうするかという点のはず。対応策の材料があれば、そちらに意識が向くはずです。

このようにして長い説教は、フェードアウトさせることができるのです。しかも、電話ですぐにミスを報告したことで、あなたに対する信頼感が芽生える可能性すらあります。

ピンチをチャンスに変えてくれるのが電話というわけです。

最後までお読み頂き本当にありがとうございました。

ナツキ
ナツキ
あなたの人生に素敵な勝利が訪れますように

KIYORA Group
メンタリストのための心理学 主任
桃園 ナツキ(ももぞの なつき)